AM One「柏原延行」の Market View #107 新興国が、グローバルな株式市場のリスク要因になる可能性は? その2

2018/05/21

皆さま こんにちは。アセットマネジメントOneで、チーフ・グローバル・ストラテジストを務めます柏原延行です。

相変わらず、風が強い日も多いように感じますが、日中は気温が上昇するようになりました。私のオフィスの周辺では、夏かと思うほど、強い日差しのなかで、サツキがピンク色に輝いています。特に、日本銀行の周辺のサツキは、大きな面積に植樹されており、ボリューム感があり、とても綺麗です。

  • 前回コラムでは、新興国の脆弱性懸念は、「①米国の金利上昇は、新興国からの資金流出を誘発するという新興国全体の問題」と「②一部新興国の脆弱性(ある国の固有の問題)」から成り立っていることを説明した。
  •  トルコ・リラの不安定化の背景にある、「エルドアン大統領が中央銀行への関与を強める」という報道は、金本位制終焉後の通貨価値を守るしくみである「中央銀行の独立性」への介入であり、通貨価値の大きな不安定化材料になって当然であると思われる。
  •  前回コラムで注目すべきと言及した、「新興国の株価指標」の値動きを「先進国の株価指標」比で分析した。長い期間をとれば、新興国の経済成長は、成熟した先進国よりも高いと考えるべきであり、この結果、新興国の株価指標が趨勢的には優位にあると思われる。しかし、2011年頃からみると、むしろ、先進国が優位な局面が多かった(足元では新興国優位)。
  • 相対的な優位性は、過去は一定の期間、トレンドをもって続いており、足元の新興国優位の展開が継続するかに注目したい(なお、筆者は新興国優位のトレンドが継続すると考える)。

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