AM One「柏原延行」の Market View #86 増益率の低下は、株価下落の前兆か?

2017/12/11

皆さま こんにちは。

アセットマネジメントOneで、チーフ・グローバル・ストラテジストを務めます柏原延行です。

法人企業統計(2017年7~9月期)が12/1に財務省から発表されました。この統計は、日本株の投資判断を行う上で、最も重要なものであると私は考えています。

各種メディア等では、①全産業ベース(金融・保険業を除く)の経常利益は前年同期比で5.5%と5四半期連続の増加となったこと、②全産業ベース(同上)の設備投資は前年同期比4.2%と4四半期連続の増加となったことが、中心的に伝えられているようです。

利益の数字は当然重要ですし、設備投資はGDPに大きな影響を与えるため、マクロ的な視点からも重要な数字となります。

5四半期連続・4四半期連続との数字から分かるように、利益や設備投資の増加率自体は堅調であると捉えるべきですが、もう少し細かい内容もみていきたいと考えます。

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