AM One「柏原延行」の Market View #82 ドイツの政局混乱⇒インフレ要因?(その1)

2017/11/24

皆さま こんにちは。

アセットマネジメントOneで、チーフ・グローバル・ストラテジストを務めます柏原延行です。

独メルケル現首相が率いる与党キリスト教民主/社会同盟(CDU/CSU)が自由民主党(FDP)や緑の党(GRÜNE)と進めていた連立政権を巡る協議は、19日に決裂したと各種メディアが報じています。

2017年9月24日の第19回連邦議会選挙において、CDU/CSUは得票率33.0%で第一党を確保したものの、得票率は前回比8.5%下落しました。一方で、EU統合に反対する右派政党のドイツのための選択肢(AfD)が得票率を7.9%上昇させ、第三党(得票率12.6%)に躍り出ました。これまで、ドイツでは、第一党であるCDU/CSUが第二党である社会民主党(SPD)と連立政権を組んでいたのですが、 CDU/CSUと同様に得票率を落としたSPDは連立からの離脱を早々と表明していました。

「EUの主要国であるドイツにおける政治的な不透明感の増加が(場合によっては再選挙?)、リスク回避的な動き(リスク・オフ)に繋がることに、注意が必要」とは、極めて穏当な解説であり、これに異論を挟む余地はありません(なお、ドイツDAX株価指数、ユーロは大きくは下落していません)。

しかし、1989年にベルリンの壁が崩壊し、インフレ懸念が増加する中で、ドイツ債券の運用担当者であった経験を持つ私は、ドイツへの強い思い入れを持っています。そこで、今回の動きを受け、私が感じたことをお伝えできればと思います(3連続でお届けする予定です)。

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