AM One「柏原延行」の Market View #63  強まるECBの金融政策転換観測

2017/06/30

皆さま こんにちは。

アセットマネジメントOneで調査グループ長を務めます柏原延行です。

足元で、通貨ユーロとドイツの長期金利がいずれも(急)上昇(債券の価格は下落)しています(図表1、2)。これは、欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁の発言をきっかけとしたものと思われます。

ドラギ総裁は27日のポルトガルでの講演で、「デフレ圧力はリフレに置き換えられた」などとコメントしたことから、ECBは現在の「量的緩和策(月額600億ユーロの資産購入)」や「マイナス金利政策」の転換を9月か10月の理事会で決定する可能性に関する思惑が広がりました。そして、緩和的な政策の転換は、(通常)金利の上昇と(他国との金利差拡大により)通貨高をもたらします。

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