AM One「柏原延行」の Market View #45 ギャップが投資機会を生む

2017/02/13

皆さま こんにちは。

アセットマネジメントOneで調査グループ長を務めます柏原延行です。

欧州の2017年は、政治の年であることは繰り返しお伝えしてきたことですが、既成の政治勢力に対抗する新しい勢力が、勢いを増していることは疑いのない事実のように思われます。しかし、欧州連合(EU)離脱との観点からみた場合、「オランダ、ドイツ」と「フランス」の状況は異なると考えています。

総選挙(3月の予定)をむかえるオランダでは反EUの立場にたつ自由党が第一党になる可能性も取り沙汰されていますが、オランダは多党政治であるため、EU離脱に直ちに繋がる可能性は低いと考えます。また、ドイツの総選挙(秋の予定)においても、メルケル首相の対抗馬は、ドイツ社会民主党(SPD)のシュルツ前欧州議会議長であるため、EU離脱が議論になる可能性は低いと考えています。

とすると、 EU離脱や自国優先主義の観点からは、フランス大統領選(4月~5月の予定)が重要なイベントと思われます。右派政党「国民戦線(FN)」のルペン氏は大統領選挙への活動を本格化し、報道によれば「EUが失敗だということはみんな分かっている」、「もはや左対右ではなく、愛国者対グローバル主義者の構図だ」と発言したとされ、反EUの姿勢を明確にしています。そして、他の大統領候補のスキャンダル的なニュースもあり、(メインシナリオではないと思われるものの、)ルペン氏が大統領に当選する可能性を排除できなくなってきています。

それでは、仮に、①ルペン氏が大統領に就任し、②「離脱の是非を問う国民投票」に勝利し、③その後の様々な手続きを乗り越えるなど、フランスがEU離脱に向かった場合の、今後1~2年後の欧州の経済実体はどのようになるのでしょうか?

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