黄金銘柄、7日時点、20銘柄が初動の買い対象

2014/02/10

増田経済研究所の日刊チャート新聞上で、配信しているレポート(8日分)から引用。
マクロ分析や、市場全体の解説・予想は割愛しますが、骨子は、

① 新興国家市場の通貨危機はない。
② 日経平均はすでに底入れしている。事前に指摘していたように、4日から6日で日柄整理完了。現実には、4日が今のところ安値となっている。
③ 目先は、3日から4日に空けた窓を埋めることが肝要。

以上のようなものが、重要ポイントです。
以下にミクロ分析の部分から、一部引用します。

▼黄金銘柄。
(あくまで強いものにつく)
一年に一度あるかないかくらいの大幅な株価調整となっただけに、ここは通常とは違い、逆張り的な買いも有効であろうかと思います。
ただ、ここでは、グロース投資の立場から、あくまで「強いものにつく」のスタンスで一貫していこうと思います。
「絞込み表」がポイントですが、日経平均の評価点5点未満のものについては容赦なくノミネート落ち。
さらに、一番重要な昨年12月24日以降現在までのパフォーマンスで、マイナス幅の大きいものはこれも容赦なくカットしています。
ただ、突っ込みが大きくとも、ファンダメンタルズの裏づけがあるものが多いので、時間をとれば、全値戻りをしてくるわけで、ロングホールダーにとってはあまり問題にはならない銘柄が多いでしょう。
チャート的には、25日足を多少割っても良いのですが、完全に下放れていなければよしとしています。逆に25日足からかなり下方乖離を強めているものは、カットしています。
一番左の欄を、オレンジで網掛けした銘柄が、絞込んだものですが、あくまで強いものということで、「先読み」をした場合、トレンドが25日足を上回っていく、あるいはそれに沿っていく可能性が高いものだけを記しています。
合計で、時価総額2000億円以上の銘柄では3銘柄、それ未満では15銘柄、そして新興市場では2銘柄と、合計20銘柄が残りました。
目先、これがグロース的には一番確度と安全性は高いということになります。
今後日々、その他の母集団リストの銘柄が追随してくるでしょうから、ポジションの中で、逐次パフォーマンスの悪いものから、それらに入れ替えていくということでよいでしょう。

【2月7日(先週金曜日)時点での、絞込み表】

(時価総額2000億円以上)
6594 日本電産
6724 セイコーエプソ
5333 日本ガイシ(碍子)

(時価総額2000億円未満)
2379 ディップ
4745 東京個別指導学院
3769 GMOペイメント
6807 日本航空電子
5011 ニチレキ
6728 アルバック
6770 アルプス電気
1926 ライト工業
1870 矢作建設
3553 共和レザー
4008 住友精化
3431 宮地エンジ
6479 ミネベア
6703 沖電機 OKI
6816 アルパイン

(新興市場)
9514M ファーストエスコ
2148M ITメディア

以上20銘柄。
それぞれのカテゴリーで、昨年12月24日以降の上昇率の大きい順(つまり年末・年始で一番上昇率がよかった銘柄順)になっています。
PEG、信用倍率、トレンド評価、外人比率、浮動株比率、昨年5月高値の突破有無その他、「黄金銘柄の絞込み表」のクライテリア・データは、割愛。銘柄名だけを列挙しました。

(反対にまったく逆張りの場合)
上記の絞込み表は、あくまで従来通りの、グロース的な絞込みです。
この下げ相場でも、ダメージが軽微であったもの、あるいは突っ込んでも、逆行高を含め、一番最初に株価の上昇トレンドを回復してきているものを優先させようという考え方です。
これとはまったく反対の絞込み方もあります。個人投資家に多く見られる発想ですが、どちらかというバリュー的な絞込み方です。
この場合は、「先読み」は次の一本こそ強勢ですが、さきざきまだ25日足を超えていけるかどうか、その兆候がまだ見られないようなものです。
こういったものを逆張りする場合、昨年9月以降の上昇相場で非常に上昇パフォーマンスが良かったものの中で、昨年12月以降、逆に大きく得られてまだ戻っていないものを選ぶということになります。
たとえば、黄金銘柄リストのAを使ってみましょう。
項目12の数値が非常に大きい上昇率のものをまず見ます。
この中で、項目14が、非常に下落してしまっている銘柄をその中から選ぶわけです。
ただ、この場合、それだけ下がったには下がった理由があるケースも多々あります。
ヤマハ7951のような例では、決算の中身に失望したという材料が実際には直接的な要因として指摘されているようですから、こうしたものをひとつひとつ排除して、今のところ特段売られるような材料性は希薄だと判断できるものだけを選ぶということになります。
このバリュー的な選び方は、意外に難しいものです。
直接的な下落の理由がはっきりしないケースもあるでしょう。
これに比べると、グロース的な選び方、先述のようにあくまで強いものに執着するという選択法のほうが、株価の事実として死角は少ない、と個人的には考えています。

まずは、余剰資金を使って、現時点で、できるだけ強いものを仕入れてポジションを固め、相場の反発具合を見ながら、通常通り、パフォーマンスの劣るものを切って、25日足奪回など強気のトレンドを回復してくる銘柄を都度、その勢いの優劣判断をしながら、入れ替えるという手法でよいと思っています。

詳細は、増田経済研究所まで。

以上

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