アールテック・ウエノ(4573)メディア効果と円安効果

2015/02/17

業績表
2015年2月12日、創薬ベンチャー アールテック・ウエノは、2015年3月期第3四半期累計期間の実績を発表した。同社が受託製造サービスを展開する慢性特発性便秘症などの治療薬「AMITIZA®カプセル」が当初の会社予想を大きく上回る売上高を達成する方向性にあることが明らかになった。

国内では、NHKの人気テレビ番組を通して、「AMITIZA®カプセル」の有効性が広く一般に認知されたことから、需要が上振れて推移している模様である。同社では、「AMITIZA®カプセル」の増産を進めており、第4四半期に向けては、大きな数量効果が発生する見通しである。2016年3月期に向けても、同様の推移となる可能性が指摘できよう。また、北米では、為替が円安に振れたことから、その分だけ売上高が上振れた推移となっている。

一方、第1相及び第2 相臨床試験が完了(2014年11月10日公表)したドライアイ治療薬(開発コード:RU-101)に関しては、早ければ、2016年3月期において、一定額以上の契約一時金を売上高として計上できる見通しとのことである。同社は、ライセンス先候補である複数の大手医薬品メーカーと当該治療薬のライセンスアウトに関する交渉を進めている。また、2015年3月に第3相臨床試験が完了する網膜色素変性治療薬(開発コード:UF-021)に関しては、有効性が確認できた場合、2017年3月期に向けて、日本での承認及び自社製造による発売が行われる見通しである。

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