インフォメーション・ディベロプメント<4709>不採算案件の反動もあり、19/3期は2割営業増益を予想

2018/07/06

不採算案件の反動もあり、19/3期は2割営業増益を予想
ベーシックレポート
(株)QUICK   前田  俊明

独立系の情報サービス会社。システム運営管理が主力
システム導入後の運営管理をサポートするシステム運営管理事業を主力とする独立系の情報サービス会社。システム構築をサポートするソフトウエア開発事業なども展開している。銀行を中心とした金融機関が主要顧客。連結売上高に占める金融機関向けの割合は5割近い。

18/3期は不採算案件の影響を吸収し営業最高益
18/3期の連結業績は売上高が前期比8%増の232億円、営業利益は同13%増の12.5億円。いずれも過去最高を更新した。M&A(合併・買収)でフェスが加わったこともあり、主力のシステム運営管理事業が伸びた。費用面では、ソフトウエア開発事業で2件の不採算案件が発生したほか、サイバーセキュリティ製品などでマーケティング費用がかさんだ。のれん償却費も増加したが、増収効果、採算改善で吸収した。

買収効果でシステム運営管理事業は2割増収を見込む
19/3期の連結業績についてQUICK企業価値研究所は売上高263億円(前期比13%増)、営業利益15億円(同20%増)を予想する。いずれも過去最高の更新が続く見通し。主な顧客業種である金融機関は大型案件の一巡などから伸び悩むと想定するが、公共系の顧客などから引き合いが強まっていることから、受注拡大を見込む。フェスが通期寄与するシステム運営管理事業が2割増収で全体を牽引し、ソフトウエア開発事業も公共系の顧客向けなどに伸長する見通し。費用面では、フェスののれん償却負担が重いほか、サイバーセキュリティ製品などへのマーケティング費用も引き続き投じる見通しだが、前期の不採算案件は既に解消しており、この反動も相まって2割営業増益が見込めよう。

 

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