アサンテ<6073>営業プロセス変更に伴う営業現場の混乱はほぼ収束

2018/04/05

営業プロセス改善による混乱は収束しつつある
アップデートレポート
(株)アイフィスジャパン  堀部  吉胤

18/3期業績は会社予想を下振れも、新規営業は回復基調に
18/3期3Q累計(4-12月)業績は、売上高110億円(前年同期比1.9%減)、営業利益19.4億円(同5.0%増)。昨年1月から取組みを本格化した営業プロセス改善・標準化に対する営業マンの順応が想定以上に遅れ、新規顧客開拓が苦戦。微減収となったが、17/3期に退職給付費用が一時的に増加した反動などにより小幅営業増益を確保した。
営業プロセス改善・標準化による営業の混乱は年明けにはほぼ収束し、1月から新規契約はプラスに転じているもよう。通期の売上高は139億円(前期比0.6%増)と会社予想には約8億円の未達ながら前期比微増まで挽回したと推測する。営業利益は20.8億円(同23.7%増)と推測する。会社予想を約1.8億円下回ることになるが、退職給付費用の減少と営業不振による歩合給の抑制により前期比では大幅増益。

19/3期は着実な増収増益が見込めよう
17/3期の人員採用が非常に好調だったことから18/3期の人員採用は抑制気味となったが、19/3期は相応の人員増を目指す方針。個人消費は力強さに欠けるものの、19/3期は人員増と1人当り売上高の回復により着実な増収が見込めよう。新規顧客開拓の回復による歩合給の増加は増収効果で吸収し、2桁営業増益になるとみる。配当性向の引上げ余地は乏しくなったが、増益により引続き増配が見込めよう。
当社は業容拡大に向け、西日本への営業エリアの拡大を基本戦略の一つに掲げている。農協等との業務提携を前提に年間1~2店の新規出店を目指すとしているが、2015年4月の奈良支店開設を最後に3年間、新規出店が途絶えている。今後の新規出店に期待したい。

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