北の達人コーポレーション<2930>ヒット商品増加と広告宣伝効率化で、大幅増益続く

2018/04/04

ヒット商品増加と広告宣伝効率化で、大幅増益続く

アップデートレポート
(株)QUICK 清水  康之

好採算新商品の好調続き、3Q 累計営業利益は2.6 倍
18/2 期3Q 累計の単独業績は、売上高が前年同期比92.3%増の3,707百万円、営業利益が同2.6 倍の878 百万円だった。近年投入した好採算の新商品群が牽引した。商品開発の強化や主力製品での原価低減施策に加え、集客部門の人員を大幅に強化し、ネット広告の運用を内製化した成果が出た。昨年10 月から販促の方針を一部修正、広告宣伝費を抑制したことも利益を押し上げた。顧客獲得効率を意識し始めたことで、3Q は広告宣伝費が前四半期比で減少、四半期営業利益は、過去最高だった1Q の226 百万円の2 倍以上に増えた。

会社側は利益計画を増額。顧客獲得効率が大幅に向上
会社側は今年1 月、新規顧客獲得の効率が大幅に向上、想定よりも少ない広告宣伝費で計画していた売上高が見込めることになったとして、昨年10 月に見直した18/2 期通期単独業績見通しを再度修正。売上高は5,281 百万円(17/2 期比96%増)の従来予想を据え置き、営業利益を777 百万円→1,416 百万円(同2.6 倍)、純利益を533 百万円→965 百万円(同2.7 倍)に、それぞれ引き上げた。

当研究所予想も増額。原価低減策などの進展次第では上振れも
QUICK 企業価値研究所も昨年12 月時点での利益予想を改めて増額。18/2 期通期の営業利益を1,450 百万円(17/2 期比2.7 倍)、19/2 期の同利益を2,400 百万円(18/2 期比66%増)に引き上げた。ヒット商品が増えてきたことに加え、顧客獲得効率を意識した販促への軌道修正で広告宣伝費が従来想定を下回る見通しになったことを織り込んだ。広告宣伝費の効率的な投入で費用負担が軽減、利益成長も速まりそうだ。また、検討段階の海外生産を含む原価低減策や、主力商品「カイテキオリゴ」の再拡販策次第では、更なる上振れも期待できるとみる。

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