クレスコ<4674> 受注好調、不採算削減、子会社改善などから業績は堅調

2018/03/30

受注好調、不採算削減、子会社改善などから業績は堅調
アップデートレポ ー ト
(株) アイフィスジャパン  高田 悟

3Q累計は2桁増益、3Qのみでも確り増益を確保
18/3期3Q累計(4-12月)はカーエレクトロニクス関連受注の一時的な落ち込みから組込型ソフトウェア事業売上が伸び悩んだ。しかし、柱のソフトウェア開発事業売上が流通セクター向けでの受注好調などにより大幅に増加したことから前年同期比8.8%増収となった。利益面は受注増加、高稼働に伴い人件費や外注費が増加した。また、将来成長への採用費や教育費も増加した。しかし、仕事量増加、不採算案件最小化努力、子会社の体質改善などの効果が上回ったことから営業利益は同19.7%増の22.9億円と2桁増益となった。なお、3Q(10-12月)のみの業績は同6.1%増収、営業利益が同5.1%増益となった。リソースを踏まえての適正な受注量確保により受注の伸びが鈍化したが、品質管理の徹底、子会社群の収益改善持続により確り増益を確保した。

19/3期も高水準の利益確保と過去最高益更新を見込む
3Q累計で18/3期通期営業利益計画の76.6%を遂行し計画遂行は良好と言える。当社通期計画は期初予想が据え置かれているが、4Q(1-3月)に特段懸念材料があるわけでなく、当社の保守的なスタンスによるところが大きいと見る。筆者は当社計画を上回る通期着地を予想。19/3期も当社は幅広い事業領域を有する優位性からデジタル変革を背景に顧客からの引き合いが強い状況が続くと見る。こうした中、開発リソースの面、業界全体での人材不足、採用難、成長への費用増などを踏まえると利益の伸びは従来から一旦鈍化すると考える。とはいえ、適正な受注量確保、選別受注、不採算案件削減、子会社収益改善持続などにより高水準の利益確保と最高益更新は十分可能と見ている。

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