サムティ<3244>18/11期、19/11期も開発流動化が業績を牽引しよう

2018/03/20

18/11期、19/11期も開発流動化が業績を牽引しよう

ベーシックレポート
(株) アイフィスジャパン  堀部  吉胤

レジデンスに強みを持つ大阪発祥の総合不動産会社況
大阪発祥で全国に事業展開する総合不動産会社。レジデンス、商業施設、オフィスなどの賃貸資産を全国に保有し、安定的な賃貸収入で固定費を賄いながら、再生流動化の売却益、開発流動化や投資分譲の開発利益により成長を追及している。得意とするアセットタイプはレジデンス。2015年6月に地方のレジデンスを主な投資対象とするサムティ・レジデンシャル投資法人(3459)を上場させREIT事業に参入。ホテル事業の取組みも本格化している。

17/11期は開発流動化が牽引し期初予想を上回る好決算に
17/11期業績は、売上高604億円(前期比15.4%増)、経常利益84.6億円(同24.6%増)。開発流動化が牽引した。不動産売買マーケットの過熱を受け、物件売却価格が想定を上回って推移したことから、期中2度の利益予想の上方修正を行い、ほぼ修正予想通りで着地した。仕入れ競争が引続き非常に厳しい中、収益不動産を320億円、開発用地を170億円と概ね計画線の仕入れを行った。18/11期の仕入れはマーケットの過熱などを考慮しやや慎重に臨む方針。

系列REITのスポンサーに大和証券グループ本社が加わる
2月に大和証券グループ本社(8601)がサムティ・レジデンシャル投資法人(SRR)のサブスポンサーとなり、合わせてSRRの第三者割当増資を引受けた。これによりSRRは約151億円を調達し、約300億円の物件を取得。このうち当社からは201億円の物件を拠出した。
18/11期も開発流動化が業績を牽引する見込み。投資分譲として販売会社に卸販売するよりも外資系ファンドに売却した方が高く売却できる環境のため投資分譲の予定だった9物件を開発流動化に振替える。
19/11期は開発流動化の大型案件の博多のビジネスホテルの売却が見込まれる。非常に好採算になるとみられ、業績の見通しは明るい。

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