ウチダエスコ<4699>大型案件剥落で今期は減益も、来期には復調を予想

2018/02/23

大型案件剥落で今期は減益も、来期には復調を予想
ベーシックレポート
(株)QUICK 清水  康之

マルチベンダー保守が強みのPC・ネットの保守サービス会社
PCなどのハードウェア保守やネットワーク構築などが主力事業。ソフト開発や導入支援、オフィス空間の設計・施工、オフィス家具やOAサプライ品の販売なども手がける。内田洋行(8057)の連結子会社。
多数のメーカーと保守の業務委託契約を結んでおり、ひとつのメーカーに縛られないマルチベンダー保守が他社と比べた強みとなっている。市場分野別では文教市場の売上高が比較的多いことも特徴。

IT高度化は追い風も、環境に応じたサービス転換が急務
複雑化・高度化するIT利用環境の変化は、顧客自身による運用を困難にする一方、ネットワーク構築や運用を得意とし、マルチベンダー保守ができる同社にはビジネスチャンス。ただ、従来型のPCを軸とした修理や保守、ネットワーク構築など市場の伸びは期待し難い。端末や通信の多様化などに合わせたサービス転換や体制組み替えが求められており、その成否が、中長期での成長を左右する転換点にある。

システム更新需要回復や新たな分野への取り組み進展見込む
QUICK企業価値研究所では、18/7期の連結営業利益を600百万円(前期比14%減)、続く、19/7期の同利益を700百万円(同17%増)と予想。17/7期にあった電子黒板などの学校向け大型案件が剥落するため、18/7期は営業減益も、民間市場などでは更新サイクルからシステム刷新などに伴う需要が戻りつつあり、PC関連以外の新たな分野への取り組みも進展する19/7期には業績は復調に向かうと予想。なお、現時点で文教市場での大型案件は織り込んでいないが、先送りされていた教育のIT化投資の盛り上がり次第では、業績の上振れもあるとみる。

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