アサンテ<6073>営業プロセス改善による混乱は収束しつつある

2018/02/01

営業プロセス改善による混乱は収束しつつある
アップデートレポート
(株)アイフィスジャパン  堀部  吉胤

新規営業の苦戦から18/3期業績は会社予想を下回ろう
18/3期2Q累計(4-9月)決算は、売上高78.2億円(前年同期比2.1%減)、営業利益15.5億円(同3.3%増)。微減収ながら、前期に退職給付費用が一時的に増加した反動により増益を確保した。期初会社予想に対しては、売上高は5.0億円、営業利益は0.9億円、それぞれ下回った。これは昨年1月から取組みを本格化した営業プロセス改善・標準化に対する営業マンの順応が遅れ、新規営業が苦戦したことによる。
開示されている月次売上高によると、3Q累計(4-12月)の売上高は110億円(前年同期比1.9%減)。12月は前年同月比5.8%増収と営業現場の混乱は収束しつつある。4Q(1-3月)は前年同期の水準が非常に低いこともあり2桁増収が可能とみるが、通期の売上高は会社計画を8億円程度下回るとみる。利益面では営業不振による歩合給の抑制などにより、売上高の未達をある程度吸収しよう。前期比では退職給付費用の減少見込み額2.43億円の寄与が大きく、2桁営業増益となろう。

19/3期はトップラインの復調により大幅増益が期待される
19/3期は営業現場の混乱が落着き、従業員1人当り売上高の回復と人員増が相まって前期比6%程度の増収が可能とみる。増収効果を背景に前期比2桁営業増益となろう。
当社は業容拡大に向け、西日本への営業エリアの拡大を基本戦略とし、農協等との提携を前提に毎年1~2店の新規出店を目指しているが、2015年4月の奈良支店開設を最後に新規出店が途絶えている。近畿圏では地場業者と農協の結び付きが強く、参入に苦戦しているもよう。今後の新規出店に期待したい。

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