三栄建築設計<3228> 首都圏の3階建て戸建住宅に強みをもつ建売住宅会社

2018/01/25

首都圏の3階建て戸建住宅に強みをもつ建売住宅会社
ベーシックレポート
(株) QUICK  細貝  広孝

デザイン性の高い建売住宅を供給。海外物件開発にも展開
東京23区を中心とした都心部エリアに加え、首都圏の郊外エリア、名古屋・関西エリアなどで建売戸建住宅を展開。土地仕入れから設計、施工、アフターメンテナンスまでを一貫して行う。デザイン力に強みをもつ。特に都心部エリアは土地価格が高いため、狭小宅地に対してデザイン性の高い木造3階建て住宅を供給。また、将来的に国内の住宅需要の減衰が見込まれるなか、海外においてオフィスや住宅などの物件開発にも積極的に取り組んでいる。

18/8期1Qは季節要因で営業減益も、想定内
18/8期1Qの連結業績は、売上高が前年同期比31%増の159億円、営業利益が同31%減の5.7億円と、営業利益は前年同期を下回った。会社側は、同社主力の不動産販売事業では戸建住宅の引渡しが下期に偏重する傾向があり、これに対して固定費は定常的に発生するため、特に売上高の進捗が低い1Qにおいては利益計上額が小さく、売上高の多寡やコストの発生タイミングによって利益の増減率が大きく変動するため、今期1Qにおける営業減益も想定内であり、2Q以降に改善する見込みであるとしている。

18/8期・19/8期ともに増益基調で、営業利益100億円達成へ
18/8期通期の連結業績に関してQUICK企業価値研究所では、売上高1100億円(前期比9%増)、営業利益105億円(同11%増)、19/8期は売上高1210億円(同10%増)、営業利益115億円(同10%増)と増収増益基調を予想。17/8期ほどではないものの、首都圏における建売戸建住宅の堅調な伸びを見込むほか、東海・関西地区の拡大、マンション建築請負の増加などで、業績の堅調な伸びを予想。18/8期1Qは営業減益となったが、当研究所においても季節的な要因によるものとみており、通期では営業利益100億円台の達成は可能とみている。

 

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