沢井製薬<4555>米USL子会社化の影響等を新たに織り込み予想を修正

2017/12/27

米USL子会社化の影響等を新たに織り込み予想を修正
アップデートレポート
(株)QUICK   真下  弘司

上期は8%増収、2%営業減益
18/3期上期の連結業績(日本基準)は、売上高が前年同期比8%増の708億円、営業利益は同2%減の111億円。売上高の内訳は日本が同2%増の666億円、北米が42億円。国内はジェネリック医薬品(GE)市場の成長鈍化と受託の大幅減少で微増。北米は米アップシャー・スミス・ラボラトリーズ(USL)社の連結子会社化に伴い6月単月分を計上。連結全体の利益面ではUSLの買収関連費用13億円を計上し営業減益。買収関連費用を除く営業利益は同10%増になる。

日本を減額、USLを新たに織り込んだ
18/3期通期の連結業績(国際会計基準)に関して会社は、売上収益を1420億円→1688億円、営業利益は242億円→237億円に修正。なお、当期本決算から国際会計基準を任意適用する予定のため前期との比較はできない。上期の実績を踏まえて日本事業の業績を見直したほか、USLの業績(17年6月~18年3月の10カ月分)を新たに織り込んだ(期初計画では買収関連費用のみ考慮)。
QUICK企業価値研究所予想も見直した。当研究所予想の18/3期通期の連結業績は売上収益を1428億円→1680億円、営業利益は244億円→240億円。GE市場が想定以上に低調に推移しており日本セグメントの業績を減額、USLの業績を新たに織り込んだ。続く19/3期は売上収益が1532億円→1824億円(前期比9%増)、営業利益は260億円→264億円(同10%増)に修正。18年4月の診療報酬・薬価改定の影響は懸念されるが、USLの通期寄与や買収関連費用がなくなることもあり増収・増益を予想する。

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