大阪工機<3173>主力の切削工具事業が上向き業績は頗る好調

2017/12/27

主力の切削工具事業が上向き業績は頗る好調
アップデートレポート
(株)アイフィスジャパン  高田 悟

上期は大幅営業増益、据え置かれた通期計画上振れを見込む
18/3期上期(4-9月)の営業利益は前年同期比2.4倍の388百万円となった。国内景気の回復に伴いモノづくりが全般に明るさを増す中、近年の国内営業基盤強化などが相俟って主力の切削工具事業が大幅増収となったこと、海外事業が中国やメキシコでの自動車業界向け販売好調などにより黒字化したことなどで、競争激化や新規商品投入などに伴う耐摩工具事業利益の伸びみや成長への費用先行による光製品事業の減益を吸収した。上期の営業利益は5月10日公表の計画を148百万円上回った。良好な通期計画遂行にもかかわらず一部経費の期ずれなどから当社は中間時点で期初の通期予想を据え置いた。筆者は切削工具を中心に足下の販売環境が良好なことや上期の好調などを踏まえ、通期計画上振れを見込むとともに従来予想を上方修正した。

切削工具粗利益率が向上、主力牽引による増益基調を予想
上期は主力の切削工具の粗利益率が前年同期の19.1%→19.5%へ上昇し全体の粗利益率を引き上げた。(1)主力商材の販売好調、(2)海外の優秀なメーカーを掘り起こし総代理店として販売に当たる「Cominix」製品の販売好調などが寄与したと見られる。東大阪市のテクニカルセンター本格稼働により技術、提案型営業体制の拡充が進むことを踏まえると高水準の粗利益率の維持が可能であると見ることに加え、近年の東日本地域での営業基盤強化やM&A実施、足下の市場回復などが相俟って主力の切削工具事業は当面堅調な業績展開が予想される。さらには、近年、拠点開設を加速した海外事業の着実な利益貢献が期待されることなどから19/3期以降も増益基調が見込まれる。

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