白銅<7637>上期は好調に推移。当研究所予想を上方修正

2017/12/20

上期は好調に推移。当研究所予想を上方修正

アップデートレポート
(株)QUICK 中村 宏司

18/3期上期は増収効果や在庫評価影響の好転で69%営業増益
18/3期上期の連結業績は、売上高が前年同期比26.2%増の20,397百万円、営業利益が同68.8%増の1,300百万円となった。主要納入先である半導体製造装置業界や液晶製造装置業界の需要が好調に推移し、標準在庫品の主力製品であるアルミニウム厚板を中心に販売重量が増加した。地金価格の上昇に伴う販売価格の引き上げもあり大幅な増収となった。利益面では、原料価格の上昇による販売価格の上昇で、安値在庫の払い出しによる在庫評価影響の好転が利益を押し上げたことから、営業利益は大幅な増加となった。ただ、人件費の増加や重量ベースでの販売増に伴う運賃の増加、減価償却費が増加したため、在庫評価影響を除く営業利益は、前年同期比10%増だったと同社では試算している。

18/3期、19/3期と増益基調が続くと予想
QUICK企業価値研究所では、18/3期通期の連結業績見通しについて、売上高を37,000百万円→41,700百万円(前期比20%増)、営業利益を2,250百万円→2,550百万円(同28%増)と従来予想を上方修正した。標準在庫品において半導体製造装置業界や液晶製造装置業界向けの販売が好調に推移していることを考慮した。前期比でも増収増益を見込む。19/3期は売上高を39,450百万円→48,000百万円(同15%増)、営業利益を2,550百万円→2,600百万円(同2%増)と従来予想を上方修正し、増収増益が続くと予想する。ただ、18/3期に在庫評価影響が利益を押し上げた反動を見込み、小幅な営業増益にとどまるとみている。

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