アサンテ<6073>トップラインの回復と新規出店が待たれる

2017/10/31

トップラインの回復と新規出店が待たれる
アップデートレポート
(株)アイフィスジャパン  堀部  吉胤

営業体制改革による混乱の影響が続く
18/3期1Q(4-6月)業績は、売上高40.2億円(前年同期比3.0%減)、営業利益7.4億円(同4.8%減)。前期の人員採用が好調だったことから1Qの期中平均人員は前年同期比4.6%増加したが、前期下期から営業体制改革を行ったことによる営業現場の混乱の影響が続き、微減収となった。前期に一時的に急増した退職給付費用の反動減0.61億円があったものの、減収をカバーし切れず、小幅営業減益となった。
開示されている月次売上高によると2Q累計(4-9月)の売上高は78.2億円(前年同期比2.1%減)。期初会社予想を5.0億円下回った。営業体制改革に対する営業マンの順応には想定以上に時間を要している。営業利益は会社予想の16.4億円(同9.4%増)を下回り、前年同期並みの15億円程度にとどまったと推測する。

通期会社業績予想は下振れが避けられないだろう
これまでのところ通期会社業績予想の修正はない。しかし、営業体制改革による混乱の影響が想定以上に長引いているため、通期の売上高は会社予想を7億円程度下回り、下表のように微増収にとどまるとみる。退職給付費用は通期で2.43億円の減少が見込まれているため2桁営業増益は可能だろうが、会社予想の営業利益はかなりの未達になるとみる。
当社では事業エリアの西日本への拡大のために農協等との提携を前提に年間1~2店の新規出店を目指している。しかし、前期に続き、今期もこれまでのところ新規出店はない。月次売上高とともに新規出店の動向を注視したい。

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