白銅<7637>主要納入先の旺盛な需要に支えられ、1Qは順調に推移

2017/09/15

主要納入先の旺盛な需要に支えられ、1Qは順調に推移

アップデートレポート
(株)QUICK 中村 宏司

18/3期1Qは在庫評価影響の好転で62%営業増益
18/3期1Qの連結業績は、売上高が前年同期比24.5%増の10,023百万円、営業利益が同62.4%増の629百万円となった。主要納入先である半導体製造装置業界や液晶製造装置業界の需要が好調に推移し、標準在庫品の主力製品であるアルミニウム厚板を中心に販売重量が増加した。地金価格の上昇に伴う販売価格の引き上げもあり大幅な増収となった。利益面では、原料価格の上昇による販売価格の上昇で、安値在庫の払い出しによる在庫評価影響の好転が利益を押し上げたことから、営業利益は大幅な増加となった。ただ、人件費の増加や重量ベースでの販売増に伴う運賃の増加、減価償却費が増加したため、在庫評価影響を除く営業利益は、ほぼ前年同期並みになったと同社では試算している。

18/3期、19/3期と増益基調が続くとの従来予想を据え置き
QUICK企業価値研究所では、18/3期通期の連結業績見通しについて、売上高37,000百万円(前期比7%増)、営業利益2,250百万円(同13%増)の従来予想を据え置いた。1Qは在庫評価影響が利益を押し上げたが、前下期は原料市況が上昇して利益を押し上げていた反動が見込まれることに加えて、足元の原料市況の上昇に伴い高値在庫の払出しが増える可能性などを考慮して、今回は従来予想を変更しなかった。前期比では、半導体製造装置業界や液晶製造装置業界向けを中心とした標準在庫品の販売増により増収増益を見込む。19/3期も標準在庫品の販売増により増収増益基調が続くと予想する。

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