三栄建築設計<3228> 3Q累計実績は想定内。営業3割増益予想を据え置き

2017/07/13

3Q累計実績は想定内。営業3割増益予想を据え置き
リサーチノート
(株) QUICK  細貝  広孝

3Q累計は戸建分譲販売件数が158件増の877件に。単価も上昇し営業27%増益を確保
17/8期3Q累計の連結業績は、売上高が前年同期比32%増の547億円、営業利益が同27%増の48億円だった。主力の不動産販売事業の売上高が同47%増の458億円、営業利益が同41%増の49億円となり、全体を牽引した。不動産販売事業では、戸建分譲販売件数が前年同期の719件から877件に増加したほか、1棟当たりの販売単価も上昇。販売用アパートの販売件数も増加。分譲マンションの販売件数も連結子会社のシード平和(1739)を中心に増加し、前年同期の23件から199件と、大幅に拡大。同事業全体でも大幅増収、営業増益だった。不動産請負事業では、法人からの受注を中心とした戸建住宅請負の販売件数が減少したほか、シード平和で経営資源を不動産販売事業に重点的に投下する予定であったことから、同事業全体では減収、営業減益だった。

通期の当研究所予想を据え置き。通期予想に対する3Q累計進捗率は前年同期並みで推移
17/8期通期の連結業績に関して会社側は、売上高は1021億円(前期比41%増)、営業利益は98億円(同36%増)の期初計画を据え置いた。通期計画に対する3Q累計の売上高実績の進捗率は53.6%(前年同期は57.0%)にとどまったが、同社は例年、物件引渡しが4Qに偏重する傾向にあり、今期においても同様な計画であることに加え、4Qに引渡し可能な棚卸在庫も確保できているとして、現時点においては通期予想に変更はないとしている。
QUICK企業価値研究所においても会社側と同様の理由から、17/8期通期は売上高950億円(前期比31%増)、営業利益95億円(同31%増)の前回予想(17年1月)を据え置く。通期予想に対する3Q累計実績の進捗率は、売上高が57.6%(前年同期は57.0%)、営業利益が50.8%(同52.5%)と前年同期並みを維持し、ほぼ想定の範囲内と考えている。続く18/8期に関しても売上高1030億円(前期比8%増)、営業利益104億円(同9%増)の前回予想を据え置く。19年10月に予定されている消費税率の引き上げを前に、18/8期に関しては消費者の様子見姿勢が強まるとみており、販売棟数の伸びは鈍化すると予想しているが、売上高1000億円、営業利益100億円の達成は可能と考える。

 

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