三栄コーポレーション<8119>新中計は達成可能な内容。中期的収益成長続くと予想

2017/07/10

新中計は達成可能な内容。中期的収益成長続くと予想
ベーシックレポート
(株)QUICK 堀内 敏成

品質の優れた生活関連用品を企画開発、社会生活に貢献
同社は家具・家庭用品、服飾雑貨、家電等を扱う商社。品質の優れた生活関連用品を企画開発し、快適で夢のあるライフスタイルと社会生活に貢献するという経営ビジョンに基づき、OEM(相手先ブランドによる製造)事業とブランド事業を展開する。主力はOEM事業で、国内外の自社工場および協力工場で商品を製造。一方、ブランド事業は「ビルケンシュトック」(ドイツ製コンフォートシューズ)、「キプリング」(ベルギーのファッションバッグ)など海外のブランドや自社ブランドを運営し、小売も手掛ける。

新たな中計では「20億円以上の安定的な経常利益」を目指す
17/3期は家具・家庭用品事業が牽引し、連結営業利益は16/3期に続き、過去最高益を更新。18/3期は前期の大口受注の反動などから営業減益を見込むが、会社側見通しは保守的とQUICK企業価値研究所では捉えており、為替差損益の改善、税金費用の減少などで最終増益を予想。19/3期以降、営業増益基調を回復するとみている。
なお同社は3カ年(18/3期~20/3期)の中期経営計画を公表。「100年企業に向けた筋肉質な体制構築」を標榜。定量目標としては、「20億円以上の安定的な経常利益」および「ROE(自己資本利益率)15%以上」(17/3期実績は12.1%)を掲げる。同社は着実に収益基盤を強化しており、実際に経常利益は16/3期、17/3期と連続して24億円レベルに達している。今回の中計はROEを含め、十分に実現可能な内容と当研究所では捉えている。

 

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