クレスコ<4674> 戦略的なIT 投資への需要を着実に捉え、業績は堅調

2017/07/06

戦略的なIT 投資への需要を着実に捉え、業績は堅調
ベーシックレポート
(株) アイフィスジャパン  高田 悟

IT 業界の「匠」、「技術」と「品質」にこだわり着実に成長
1988 年創業の独立系IT 企業。他社の追随を許さぬ技術の蓄積から、IT を支える基盤構築、製品に組込むソフトウェアの開発に強い。アプリケーション開発技術、IT 基盤システム構築技術、組込み技術の3 つのコア技術と先端技術の組み合わせで、顧客のビジネスニーズを満たし、IT の進化、IT プラットフォームの変化とともに着実に成長。「技術」と「品質」にこだわる「匠」の精神で顧客の信頼に応え顧客基盤は強固。加えて品質、収益管理の徹底が相まって、直近10 年間で売上高、利益ともに大幅な成長を遂げている。

18/3 期は2 桁増益を計画、受注堅調から達成の公算が大きい
17/3 期は主力のソフトウェア開発事業のベンダー経由以外の受注堅調や組込型ソフトウェア開発事業の車載やデジタル情報家電向け好調などから前期比7.4%増収となった。利益面は子会社の一部出遅れや不採算案件発生から前半悪化したが、リカバリー施策(営業、品質管理)の徹底により後半挽回し同9.0%営業増益となった。18/3 期は省力化、競争力強化などを目的とした「攻めへのIT 投資」の拡大が見込める中、営業及び開発体制の一層の強化や品質、収益管理徹底により同7.5%増収、同10.8%営業増益を計画。デジタル変革を背景とした前期期末の受注の順調な積み上がり状況から計画達成の確度は高いと見られる。

変化を見据えた攻めへの展開から中期的成長余地も大きい
IT 投資需要はクラウドやモバイル端末を活用したシステムへの移行、IT システム基盤の統合・再構築、ビッグデータ分析と活用、ソーシャル・テクノロジーのビジネス活用、などに関連する領域の成長が、AI,ロボティクス、IoT など先端技術のトレンドと相まって堅調に推移する見込みだ。幅広い技術領域を有する当社はこうした需要を取り込めるポジションにあることに加え、「デジタル革命」という変化を見据え攻めを強化していること、などから中期的成長余地が大きいと考える。

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