RIZAPグループ<2928>RIZAP事業好調、M&A活発化だが財務健全性も維持

2017/06/13

RIZAP事業好調、M&A活発化だが財務健全性も維持
ベーシックレポート
(株) QUICK  豊田  博幸

17/3期の営業利益は3.2倍の102億円
17/3期通期連結業績は、売上収益が前期比76.7%増の953億円、営業利益が同3.2倍の102億円と、大幅な増収増益。RIZAP事業の伸長に加え、他の事業の売上収益もM&A(企業の合併・買収)の寄与などから軒並み増加。RIZAP事業や通販商品の広告宣伝効率(=広告宣伝費投入に対する商い成約率)の上昇に加え、M&Aによるのれん(割安購入益)発生など、その他の収益の拡大により営業利益は大きく改善した。

RIZAP事業の収益性向上と、M&A効果で成長続く
QUICK企業価値研究所による18/3期通期の連結業績予想は、売上収益が前期比58%増の1510億円、営業利益が同32%増の135億円とする。RIZAP事業は、ボディメイクジムやゴルフの拡大により順調な拡大が続こう。営業利益は広告宣伝費をはじめとした費用の拡大が見込まれるが、高採算のRIZAP事業の売上収益拡大、子会社化した企業の効率性改善効果などで吸収する見通しだ。続く19/3期連結業績は、売上収益が前期比32%増の2000億円、営業利益は同48%増の200億円を予想する。買収した企業群の事業の選択と集中の推進による効率性上昇により、利益の改善が進む見通し。M&Aも積極的に続けていく方針であり、業績拡大を後押ししよう。

成長に見合った基盤強化を推進
15年2月に発表した中期経営計画「COMMIT2020」(~21/3期)に取り組む。具体的な数値目標としては、21/3期に売上収益3000億円、営業利益350億円を目指す。RIZAP事業やM&Aなどによる成長性の追求が目立つが、成長を支えるための投資(システム投資やトレーナーの充実)も実施。成長に見合った基盤強化を推進していく考えだ。

 

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