サムシングホールディングス<1408>1Qは想定内で推移。17/12期通期は営業7割増益を予想

2017/06/05

1Qは想定内で推移。17/12期通期は営業7割増益を予想
リサーチノート
(株)QUICK   細貝 広孝

1Q実績は地盤改良機の稼働率向上などで営業赤字が縮小
17/12期1Qの連結業績は、売上高が前年同期比5%増の22億円、営業損益が1.1億円の赤字(前年同期は1.8億円の赤字)だった。主力の地盤改良事業では、非戸建住宅向けの営業強化を推進した結果、柱状改良や鋼管杭工法、高付加価値なエコジオ工法も増加。さらに地盤調査・測量ではボーリング調査が増加。同事業全体では同5%の増収に。また、地盤システム事業では、マンションの杭データ改ざん問題発生以来、需要の高まりなどから増収を確保した。利益面では、地盤改良機の稼働率向上などが奏功し、粗利益率が前年同期の19.5%から22.8%に大幅改善。人件費を中心に販管費が増加したが、連結全体では営業赤字幅が縮小した。なお、同社主力の地盤改良事業では東北・北海道における比率が大きく、冬季は施工量が少ないため、1Qは固定費をまかなえずに営業赤字を計上する季節要因がある。

通期の当研究所予想は据え置き。17/12期、18/12期ともに増収増益を見込む
17/12期通期の連結業績に関して会社側は、1Q実績は概ね計画通りに推移したとして、売上高107億円(前期比7%増)、営業利益1.3億円(同44%増)の期初計画を据え置いた。期初計画では、引き続き地盤改良事業において大型物件の受注に注力するとともに、受注時の積算管理を徹底するほか、自社機の稼働率向上(外注の抑制)などによる工事採算の改善を目指す。前期比で大幅な営業増益を見込んでいるのは、前期に造成地において請負った地盤改良工事において、固化不良による地盤の瑕疵補修工事が発生した反動。
QUICK企業価値研究所でも同様に、売上高107億円(前期比7%増)、営業利益1.5億円(同69%増)の前回予想(17年4月)を据え置く。前期との比較では粗利益率の改善などで大幅営業増益を見込んでおり、会社の期初計画はやや保守的との見方を変えていない。
続く18/12期の連結業績に関しも当研究所では、売上高113億円(同5%増)、営業利益1.8億円(同20%増)の前回予想を据え置く。18/12期からカンボジアにおける新事業が業績に寄与するとみており、海外事業の採算改善を予想している。

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