プロパティエージェント<3464>立地を重視する首都圏の投資用マンション開発会社

2017/05/30

立地を重視する首都圏の投資用マンション開発会社
ベーシックレポート
㈱ ア イ フ ィ ス ジ ャ パ ン   堀部  吉胤

東京 23 区、横浜で投資用マンションの開発・販売を展開
 東京 23 区、横浜における投資用ワンルームマンションの開発、販売が中核事業。付随して賃貸管理、建物管理も行う。2011 年から自社開発を本格化し、累計販売戸数は 17/3 期末で 2,346戸。首都圏の供給戸数は業界 5 位級。 独自のスコアリングに基づく厳格な用地仕入れなどにより入居率は安定的に 99%以上で推移。結果、販売における既存顧客の買増や紹介の比率が高い。専用のコンパクトマンションの開発を開始。

17/3期の利益は販売価格上振れにより期初予想を大幅に超過
17/3 期決算は売上高 121 億円(前期比 28.8%増)、経常利益 9.3 億円(同 30.5%)。販売価格が期初想定を大きく上回って推移したことから販売計画を見直し、引渡戸数は期初計画から 49 戸少ない 421 戸(同46 戸増)となったものの、経常利益は期初予想を 1.9 億円上回った。
用地仕入れはホテル開発業者との競合が激化する中でも 11 棟分(500戸前後相当とみられる)と健闘。期末の在庫は、売買契約済みで未引渡の他社開発物件 1 棟、52 戸を含め約 1,200 戸相当分となっており、19/3 期までの商品ラインアップは概ね揃った。

18/3 期会社業績予想は保守的だろう
 18/3 期会社業績予想は売上高 166 億円(前期比 36.8%増)、経常利益 9.5 億円(同 1.8%増)。マンションの引渡戸数は 630 戸と急増する計画で大幅増収予想だが、販売業者向けの卸販売が 200 戸程度と前期の 24 戸から急増する予定であることを主因に売上総利益率が低下する見込み。人員増などによる販管費の大幅増や支払利息の増加もあり経常微増益にとどまる予想。ただし、販売価格や支払利息の想定は保守的とみられ、下表程度に会社業績予想を上振れするとみる。 専用のコンパクトマンションの引渡が当期から始まる予定。

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