ファーマライズホールディングス<2796>当研究所予想を修正。売上高を増額、利益は減額

2017/04/24

当研究所予想を修正。売上高を増額、利益は減額
リサーチレポート
(株)QUICK 真下  弘司

診療報酬・薬価改定等の影響で 3Q 累計は大幅減益
17/5 期 3Q 累計の連結業績は、売上高が前年同期比 8%増の 380 億円、営業利益は同 63%減の 2.7 億円、純損益は 2.3 億円の損失(前年同期は 6.6 億円の利益)となった。16 年 4 月の診療報酬および薬価改定の影響で調剤薬局は苦戦したが、15 年 10 月に連結子会社化した薬ヒグチ&ファーマライズの寄与で増収。利益面では診療報酬・薬価改定の影響に加えて、物販事業が採算改善の途上にあること、新卒採用・研修等の費用の増加もあり 6 割超の営業減益。前年同期は薬ヒグチ&ファーマライズの連結子会社化により負ののれん発生益 5.9 億円を計上していた反動もあり純利益は大幅な減益。
セグメント別にみると調剤薬局事業は売上高が同 4%減の 303 億円、セグメント利益(全社費用等控除前営業利益)は同 41%減の 5.5 億円。処方せん枚数は前年同期並みを確保、技術料も回復傾向にあるが、薬剤料単価の落ち込みによる処方せん単価の低下が響いた。物販事業は売上高が同 2.7 倍の 64 億円、セグメント損益は 2.2 億円の損失(同 1.2 億円の損失)だった。

減損計上等を新たに織り込み当研究所予想を見直した
17/5 期通期の連結業績見通しに関して会社側は、売上高を 515 億円→525 億円(前期比 8%増)、営業利益は 5.9 億円→5.0 億円(同 39%減)、純利益は 1.1 億円→50 百万円(同 87%減)と修正。3Q までの実績(薬剤料単価の計画未達)と薬ヒグチ&ファーマライズにおける新規出店・店舗改装効果と固定資産の減損計上等を新たに織り込み売上高は増額したが、営業利益と純利益は減額した。
QUICK 企業価値研究所(以下、当研究所)予想も見直した。当研究所予想の 17/5 期通期の連結業績は、売上高は 518 億円→526 億円(前期比 8%増)に引き上げたが、営業利益は 6.2 億円→5.2 億円(同 36%減)、純利益は 1.2 億円→60 百万円(同 84%減)に引き下げた。会社側と同様の見直しを行い売上高を増額、営業利益と純利益は減額した。
続く 18/5 期の売上高は 538 億円→548 億円(前期比 4%増)、営業利益は 8.2 億円→7.2 億円(同 38%増)、純利益は 2.2 億円→1.6 億円(同 2.7 倍)と修正。17/5 期の修正を踏まえて見直したが、診療報酬・薬価改定の影響一巡による既存店の回復や物販事業の採算改善等を見込み増収・増益を予想する。。

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