ウチダエスコ<4699>事業環境の好転を背景に業績復調、文教市場も需要顕在化へ

2017/04/19

事業環境の好転を背景に業績復調、文教市場も需要顕在化へ
アップデートレポート
(株)QUICK 清水  康之

上期は営業91%増益。学校向け大型案件が貢献、導入支援も増える
17/7期上期の連結業績は、売上高が前年同期比21.1%増の6,930百万円、営業利益が同90.8%増の482百万円だった。特定自治体の学校向けに電子黒板やタブレット端末を導入する大型案件があり、ハードウェア販売が大きく伸びた。官公庁や大手企業のパソコン(PC)リプレース案件なども増えはじめ、同社が得意とするネットワークサービスも順調に売り上げを伸ばした。大幅増収で売上高営業利益率も大きく改善し、昨年11月に増額した上期計画に対しても、売上高で30百万円、営業利益で82百万円上回った。

前期を底に、2期連続の増収増益を予想
17/7期通期の連結業績についてQUICK企業価値研究所は、売上高13,000百万円(前期比12%増)、営業利益650百万円(同34%増)を予想、1Qの結果を受けて修正した予想を据え置く。会社計画を、売上高で200百万円、営業利益で60百万円上回る予想となる。下期に、文教市場で更なる大型案件は見込んでいないが、国内PC関連市場が14年春の特需の反動から脱しつつあり、同社においてもPCリプレース案件などの増加が続くとみる。続く、18/7期通期連結業績の当研究所予想は、売上高が13,500百万円(同4%増)、営業利益が730百万円(同12%増)。文部科学省の「教育のIT化に向けた環境整備4カ年計画」の最終年度と重なることから、文教市場での需要の盛り上がりを期待。また、法人のPC入れ替えサイクルは一般的に3年であることなども考慮すると、事業環境は一段と好転、業績は前期を底に増収増益が続きそうだ。

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