ファーマライズホールディングス<2796>物販事業の回復が想定よりも遅く予想を修正

2017/03/29

物販事業の回復が想定よりも遅く予想を修正
アップデートレポート
(株)QUICK 真下  弘司

診療報酬改定等の影響で上期は66%営業減益
17/5 期上期の連結業績は、売上高が前年同期比18%増の252 億円、営業利益は同66%減の1.7 億円となった。15 年10 月に連結子会社化した薬ヒグチ&ファーマライズの寄与もあり2 割近い増収だが、16 年4 月の診療報酬および薬価改定の影響、物販事業が採算改善の途上にあること、新卒採用・研修等の費用の増加もあり大幅な減益。
調剤薬局事業の売上高は同横ばいの203 億円、セグメント利益(全社費用等控除前営業利益)は同42%減の3.8 億円。既存店は苦戦したが、前期に出店・買収した店舗の寄与で前年同期並みの売上高を確保した。物販事業は売上高が42 億円(前年同期は3.2 億円)、セグメント損益は1.5 億円の損失(同86 百万円の損失)だった。

上期の実績と一時的なコストを新たに織り込み減額修正
上期までの実績と一時的なコストの増加等を織り込みQUICK 企業価値研究所(以下、当研究所)予想を見直した。当研究所予想の17/5 期通期の連結業績は、売上高は524 億円→518 億円(前期比7%増)、営業利益は8.8 億円→6.2 億円(同24%減)に引き下げた。既存店の苦戦も含め調剤薬局事業は概ね想定通り推移しているが、物販事業の収益改善が想定よりも遅れていること、店舗修繕など一時的なコストを新たに織り込み売上高・利益とも減額した。
続く18/5 期の売上高は544 億円→538 億円(前期比4%増)、営業利益は9.8 億円→8.2 億円(同32%増)と修正。17/5 期の修正を踏まえて減額したが、診療報酬・薬価改定の影響一巡や物販事業の採算改善等を見込み増収・増益を予想する。

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