サンセイランディック<3277>年明け以降 、仕入れは回復傾向のもよう

2017/03/27

年明け以降 、仕入れは回復傾向のもよう
ベ ー シ ッ ク レ ポ ー ト
(株) ア イ フ ィ ス ジ ャ パ ン   堀部  吉胤

戸建住宅の底地の流動化を全国展開するニッチトップ企業
旧借地法に基づく戸建住宅の底地の流動化がコア事業。相続発生などに絡んで底地を仕入れ、権利関係を調整後、主に借地権者に販売する。底地の流動化を全国展開する不動産会社は当社以外になく、同分野で最大手。このほか、老朽化したアパートなどの居抜き物件(借家権付土地建物)を仕入れ、賃貸借契約を合意解約した後、更地化し戸建業者などに販売する事業のウエイトが大きい。ハイエンド注文住宅の建築も手掛けている。民泊への事業展開を模索中。

16/12期は期初予想に対し売上高が大幅未達も利益はクリア
16/12 期決算は、売上高 123 億円(前期比 6.3%増)、営業利益 14.4億円(同 11.3%増)。売上高は居抜き物件において大型案件の期ずれが複数発生したことなどから期初予想を 23.7 億円下回ったが、主力の底地及び所有権の粗利益率が想定を上回ったことや、販管費が想定を下回ったことなどでカバーし、営業利益は逆に期初予想を 0.4 億円上回った。
仕入高は 64.4 億円(前期比 30.9%減)と苦戦した。特に 15/12期に急伸した居抜き物件が 21.7 億円(同 55.3%減)と急反落した。

17/12 期は粗利益率の低下を増収でカバーし小幅増益予想
17/12 期会社業績予想は、売上高 144 億円(前期比 17.5%増)、営業利益 14.6 億円(同 1.4%増)。16/12 期の仕入れが低調で期初の販売用不動産が 68.7 億円(前期初比 8.2 億円減)と減少しているため、期中仕入れ期中販売の依存度が高い計画になっている。不動産価格の上昇が頭打ちになっていることを受け、仕入れにおいて売り手と価格目線が合いやすくなってきており、17/12 期に入って仕入れは回復基調にあるという。底地をはじめ 16/12 期の粗利益率が出来過ぎといえる高水準だった反動などにより、営業利益は微増にとどまる想定。

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