カヤック<3904>ソーシャルゲームがけん引し、業績拡大が続くと予想

2017/03/24

ソーシャルゲームがけん引し、業績拡大が続くと予想
ア ッ プ デ ー ト レ ポ ー ト
(株)QUICK   佐久間  聰

前期は売上高、営業利益とも過去最高。今期も増収増益へ
1前 16/12 期の連結業績は、売上高が 15/12 期比 48%増の 55.0 億円、営業利益が同 64%増の 6.4 億円。売上高、営業利益とも過去最高を更新。クライアントワーク、ソーシャルゲーム、Lobi、その他サービスがいずれも大きく伸びた。
会社側は、今 17/12 期通期の連結業績見通し について、売上高は前期比 20%増の 66 億円、営業利益は同 24%増の 8.0 億円を予想。Lobi 以外のサービスはいずれも増収の見通し。売上高営業利益率 10%の確保を目標に営業利益も増益へ。

当研究所は会社側予想を妥当と考える。来期も増収増益へ
QUICK 企業価値研究所では、会社側の修正後予想と同額を見込む。売り上げ面では、クライアントワークは人員の増強で伸びることに加え、ソーシャルゲームも主力タイトルが順調なほか新規タイトルの寄与が見込める。一方で、Lobi は広告収入の落ち込みが避けられない。会社側の予想は妥当と考えている。費用面でも、会社側がこれまでも売上高に占める外注費や広告宣伝費の比率をコントロールしてきたことを考慮し、営業利益は会社側の予想を達成できるとみている。
来期(18/12 期)の連結業績見通しについては、売上高が今 17/12 期当研究所予想比 21%増の 80 億円、営業利益が同 25%増の 10.0 億円を予想する。今 17/12 期に続き、クライアントワークとソーシャルゲームが連結全体をけん引する構図が続くとみている。利益率の高いソーシャルゲームの構成が高まることを主因に連結全体の売上高営業利益率も向上していく見通し。ただし、売上高・営業利益への影響が大きいソーシャルゲームは当たり外れが予測し難いだけに、ソーシャルゲームへの依存度が高くなることは同社の業績の不安定さも増すことにつながると考えている。

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