白銅<7637>3Q累計業績は概ね順調に推移。従来予想を維持

2017/03/21

3Q累計業績は概ね順調に推移。従来予想を維持

アップデートレポート
(株)QUICK 中村 宏司

在庫評価影響を除くと17/3期3Q累計は18%営業増益
17/3期3Q累計の連結業績は、売上高が前年同期比2.9%増の24,839百万円、営業利益が同6.1%増の1,370百万円。標準在庫品の出荷重量は増加したが、アルミニウム地金などの原材料市況の下落に伴い販売価格が低下したため売上高は小幅な伸びにとどまった。利益面では、銅やアルミニウムなどの原料価格の下落による販売価格の低下で、高値在庫の払い出しによる在庫評価影響の悪化が利益を圧迫したが、在庫評価影響を除く営業利益は同17.8%増となり、差別化商品の拡販など標準在庫品の出荷重量が順調に増加したことが増益に結びついた。

18/3期も標準在庫品の販売増により増益が続くと予想
QUICK企業価値研究所では、17/3期通期の連結業績見通しについて、売上高33,000百万円(前期比2%増)、営業利益1,950百万円(同14%増)の従来予想を据え置いた。3Q累計の通期予想に対する進捗率で営業利益が低めだが、3Qのみでは前年同期比で在庫評価影響が好転しており、4Qも引き続き好転が見込まれることから、従来予想の達成は可能だと判断した。ただ、3Q累計の在庫評価のマイナス影響が依然として大きかったことから会社計画に対しては弱めの予想としている。前期比では、標準在庫品の販売増により増収増益になる見通しである。
続く18/3期についても、売上高33,900百万円(前期比3%増)、営業利益2,200百万(同13%増)の従来予想を据え置いた。引き続き標準在庫品の販売増により増益基調が続くと予想する。「白銅ネットサービス」の利便性の向上や、標準在庫品の拡充が増収増益に貢献するものとみている。

>>続きはこちら(530KB)

株式会社東京証券取引所
東証市場アナリストレポート   株式会社東京証券取引所
東京証券取引所・札幌証券取引所上場会社に対する投資家の理解を一層深めていただくことを目的に、第三者の専門家による客観的な分析を記したアナリストレポートです。
アナリストレポート・プラットフォーム(ARP)について
株式会社東京証券取引所では、証券アナリストによるアナリストレポートの発行機会が(時価総額が少額であるとの理由等から)比較的少ない上場会社の情報発信力拡充を目的として、上場会社側からの申込みにより、証券アナリストの独立性を担保した上で、当該上場会社のアナリストレポート発行がなされるよう取引所がその仕組みを支援するサービス(アナリストレポート・プラットフォーム:ARP)を行っております。本レポートはARPに基づき発行されたレポートです。投資者側の立場からみると、今まで発行される機会の少なかった上場会社のアナリストレポートが読める機会が増加することで情報拡充を図ることが可能となります。
ARPは、2010年10月に株式会社大阪証券取引所が構築し、2011年11月からは、証券会員制法人札幌証券取引所にARPを提供することで、投資家は札幌証券取引所上場会社のアナリストレポートも閲覧することができるようになりました。その後、2013年7月の東証への現物市場の統合に伴い、東証がARPの運営を行うことになりました。
<レポート種別について>
ベーシックレポート・・・会社を網羅的に紹介したレポート
アップデートレポート・・・決算にフォーカスしたレポート
リサーチノート・・・上記2種のレポート発行後に上場会社の経営に変化が発生した場合にアナリストの判断で発行するレポート


掲載するアナリストレポートは、レポートに記載されているレポート作成会社が信頼できると判断した情報に基づき記載されていますが、株式会社東京証券取引所(以下「東証」といいます。)、証券会員制法人札幌証券取引所(以下「札証」といいます。)及びレポート作成会社は、本レポートの記載内容が真実かつ正確であり、そのうちに重要な事項の記載が欠けていないことやこの資料に記載された企業の発行する有価証券の価値を保証又は承認するものではありません。本レポート及び本レポートに含まれる情報は、いかなる目的で使用される場合におきましても、投資者の判断と責任において使用されるべきものであり、本レポート及び本レポートに含まれる情報の使用による結果について、東証、札証及びレポート作成会社は何ら責任を負うものではありません。本レポート作成にあたり、レポート作成会社は本レポートの対象となる企業との面会等を通じて、当該企業より情報提供を受けておりますが、本レポートに含まれる仮説や結論は当該企業によるものではなく、レポート作成会社の分析及び評価によるものです。また、本レポートの内容はすべて作成時点のものです。その後の経営環境の変化により、状況が変わっている可能性があり、今後予告なく変更されることがあります。本レポートの利用に際しては、レポートに記載の「ディスクレーマー」を必ずご一読ください。


コラム&レポート Pick Up