大阪工機<3173>成長基盤強化が着実に進む、17/3期が業績の底になろう

2017/03/21

成長基盤強化が着実に進む、17/3期が業績の底になろう
アップデートレポート
(株)アイフィスジャパン  高田 悟

切削工具悪化から3Q累計は大幅減益、3Qは減益幅が縮小
17/3期3Q累計(4-12月)の営業利益は前年同期比45.2%減の311百万円となった。粗利益率改善により耐磨工具が増益となり、光製品が外観検査装置業界向け販売好調から大幅増益となったが、主に自動車業界向け悪化から主力の切削工具が大幅減益となったことに加え、中国伸び悩みや米国での新拠点開設による費用先行などから海外が赤字となったことなどが響き大幅減益。直前、3Q(10-12月)の営業利益は同33.2%減の147百万円となった。3四半期ぶりに黒字となるなど海外の改善から3カ月間のみでは上期までに比べ減益幅は縮小した。3Q累計は中間時点で下方修正した計画線で推移のもよう。通期は東証一部上場、テクニカルセンター設立などで費用が嵩む中、主力事業悪化が響き減益にはなるが計画を若干下回る程度での着地が見込まれる。

18/3期は主力の切削工具反発を見込み大幅営業増益を予想
17/3期を底に18/3期は業績が回復すると筆者は予想。理由は(1)国内自動車生産が回復基調にあり影響が大きい自動産業向けで改善が見込める、(2)前期は長野へ出張所の開設など手薄な地域での営業基盤強化が着実に図られており、関西以東での拡販、シェア増加が期待できる、(3)採算が高い、独自商材であるCominix商品の継続的な開発投入による収益力の向上が想定できる、(4)テクニカルセンター設立により当社の提案型営業力が一段と高まる、などの想定により、前期苦戦した切削工具事業業績が急反発すると見ることによる。また、拠点拡充により費用が嵩む海外も中国やアジア景気の回復、円安への転換などから上向くことが想定され業績回復に寄与すると見ている。

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