シリコンスタジオ<3907>新規ゲームタイトルは上期1本、下期2本を予定

2017/01/31

新規ゲームタイトルは上期1本、下期2本を予定
アップデートレポート
(株)QUICK 前田 俊明

16/11期は主力2事業が振るわず営業赤字
16/11期の連結業績は、売上高が前期比15%減の70.0億円、営業損益は4.1億円の赤字(前期は2.7億円の黒字)。人材事業は順調に推移したが、開発推進・支援、コンテンツの主力2事業が振るわなかった。全体で2桁減収となり売上総利益が大きく減少、販管費の抑制では吸収できず、営業赤字に転落した。販管費は人件費が増加する一方、ゲームタイトルが減少したことから広告宣伝費が減少した。

17/11期の会社計画は営業黒字転換
17/11期の連結業績について会社側は、売上高が81.0億円(前期比16%増)、営業損益が56百万円の黒字に転じると計画。前期に大幅赤字を計上したことを鑑み、今期は実験的なビジネスを収益源に育てグループの再成長を陣頭指揮するため、営業部門を社長が統括する。組織体制の強化とともに、既存顧客のみならず潜在顧客に対する販売機会の拡大を図る。また、不採算プロジェクトによる損益悪化の回避に加え、徹底した経営の効率化と経費削減に努め、収益性の向上に一層努力するとしている。
なお、新規のゲームタイトルは上期に1本、下期に2本の計3本をリリースする予定。

当研究所は17/11期も営業赤字、18/11期は黒字を見込む
QUICK企業価値研究所は17/11期の連結業績について、会社計画を下回る売上高77.0億円(同10%増)、営業損益は1.0億円の赤字を予想する。開発推進・支援事業と人材事業は増収見通しだが、コンテンツ事業は横ばい圏を見込む。営業損益は大きく改善するが、赤字解消には至らない見通し。同社は15年2月に株式を新規上場したが、2期続けて当初の計画を下回った。当研究所では、コンテンツ事業が見極めにくいこともあり、ひとまず保守的に見ておく必要があると考えている。

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