システム ディ<3804>主力ソフトのランニング収益が収益の柱に

2017/01/26

主力ソフトのランニング収益が収益の柱に
ベーシックレポート
(株)アイフィスジャパン
杉山  勝彦

学園向け校務ソフトを中心とする特定業務ソフトの大手
学園向け校務支援ソフトのほか、フィットネスクラブや体育施設向け管理ソフト、企業・団体向け規程管理・契約書作成ソフト、薬局向け管理支援ソフト、公立の小中高等学校の校務支援ソフト、地方自治体向け公会計ソフト、など特定業務向けソフトの開発・販売会社。主力の学園向けは大規模総合大学を始め、短大、私立高校、専門学校など940校に納入する業界のスタンダードソフト。近年、公立の小中高校を対象とする公教育ソフト、地方自治体向けの公会計ソフトに注力してきたが、ここにきて全国的に導入機運が高まっており、本格的な市場拡大への素地が整いつつある。

17年10月期業績は急回復見通し。中期展望に明るさ
業績は、08年以降、リーマンショック、東日本大震災、ユーロ通貨危機などを背景とする国内経済環境の悪化に伴い、学園を含めた情報投資の抑制が続き、低迷を余儀なくされてきた。その後、事業環境は良くなったが、入札遅延や検収遅れに伴う売り上げ計上のズレ込みが続いたため、新規ソフトの開発費負担を吸収できず、16年10月期の営業利益は1億円台と期初の会社目標の3億円台は未達に終わった。
ただ、17年10月期は、ずれ込んでいた大口案件が売り上げに立つほか、新たな売り上げ計上の繰り延べリスクも少ないとみられているため、営業利益は久しぶりに3億円台へ回復が期待される。
今後は利益率の高いランニング収入の拡大、さらには公共分野での事業拡大が成長の鍵を握る。既納入ソフトにかかわるサポート収入や、手軽な導入が可能なクラウドソフトなどのランニング収入は着実に増え業績を支えており、注力中の公教育、公会計関連ソフトもようやく本格導入が始まりつつあるなど、事業展望は明るくなってきている。

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