ビーロット<3452>引続き富裕層の相続税対策の不動産取得ニーズは旺盛

2016/12/27

引続き富裕層の相続税対策の不動産取得ニーズは旺盛
アップデートレポート
(株) アイフィスジャパン  堀部  吉胤

16/12期会社業績予想は余裕をもって達成されよう
16/12期3Q累計(1-9月)業績は、売上高59.7億円(前年同期比38.8%増)、営業利益6.6億円(同30.5%増)。主力の不動産投資開発事業は前年同期に好採算のホテル再生物件の売却があった反動で増収減益だったが、売買仲介の好調や保有中の収益不動産からの賃料収入の増加などでカバーし、全体では大幅営業増益となった。物件の仕入れも開発用地と収益不動産のバランスを取りながら順調に進捗している。
通期会社業績予想は、期初予想から変更なく、売上高112億円(前期比62.1%増)、営業利益9.7億円(同21.8%増)。3Q累計の進捗率は、売上高53.0%、営業利益68.6%と低めだが、開示により判明しているだけで、4Q(10-12月)に3物件、約40億円の売却・引渡があり、通期会社業績予想は余裕をもって達成されるだろう。

17/12期以降、開発案件のホテルの竣工が目白押し
2ヶ年の中期経営計画における17/12期の目標は、売上高123億円(16/12期会社予想比9.7%増)、営業利益13.6億円(同39.7%増)。再生案件に比べ利益率が高いとみられる開発案件の売却が見込まれることなどから高い増益率が見込まれている。相続税対策のための富裕層の収益不動産の取得意欲は依然旺盛で、金融機関の不動産融資姿勢も引続き緩和的なことから、物件売却をコントロールしながら業績をつくることは難しくない環境である。
17/12期以降、インバウンド需要を狙った開発案件のホテルの竣工が相次ぐ。Brexit後の急激な円高は米大統領選後に修正され、インバウンドは順調に拡大しているため売却は順調に進展いくだろう。

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