三栄コーポレーション<8119>今上期は高水準の営業利益が継続。18/3期は増益予想

2016/12/27

今上期は高水準の営業利益が継続。18/3期は増益予想
アップデートレポート
(株) QUICK  堀内 敏成

17/3期上期は全ての収益段階で会社期初計画を上回る
17/3期上期の連結業績は、売上高242.3億円(前年同期比0.9%増)、営業利益11.5億円(同1.9%増)と増収・営業増益だった。前年同期は大幅な増収・営業増益であったのに対し、今上期は、家具・家庭用品事業が牽引し、連結全体で小幅ながら増収・営業増益を確保した。高水準の収益が継続したことは、同社の収益力の向上を示すものとして高評価できよう。為替差損益の悪化などから、経常利益、純利益は減益となったが、全ての収益段階で会社側期初計画を上回った。
なお、服飾雑貨事業、家電事業は営業減益となったが、先行投資負担の増加が主因。今17/3期は中長期的な事業拡大に向けての端境期にあるといえそうだ。

17/3期通期の当研究所予想を修正。18/3期は増収増益予想
企業価値研究所では17/3期通期の連結業績について、会社側修正計画と同額に修正する。下期も、家具・家庭用品事業の好調が続く見通し。服飾雑貨事業、家電事業での先行投資の拡大が重石となるものの、中長期的な展開を見据えた収益基盤の整備が進むものと予想する。
続く18/3期の予想も増額修正し、小幅ながら増収増益を見込む。国内では、安倍内閣の大型経済対策の効果などにより、消費環境は徐々に改善に向かうと想定。為替相場の乱高下がリスク要因となるが、米国の景気は堅調に推移しており、トランプ次期大統領の政策展開によっては、拡大基調が加速する可能性がある。中国、欧州、米国など海外の販売は底堅く推移するとみている。利益面では、採算改善および経費削減の取り組みが営業増益に貢献すると見込んでいる。

 

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