三洋貿易<3176>買収や業務提携効果などで、17/9期も増益を予想

2016/12/22

買収や業務提携効果などで、17/9期も増益を予想
アップデートレポート
(株)QUICK  中村  宏司

16/9 期は 1%減収、12%営業増益
16/9 期の連結業績は、売上高が前期比 1.3%減の 59,908 百万円、営業利益が同 12.4%増の 4,052 百万円。円高の影響などにより減収となったが、主力の化成品部門、機械資材部門が堅調に推移したことから営業増益となった。化成品部門(同 4%増収、同 14%営業増益)は、自動車向けを中心に合成ゴムや副資材の販売が堅調。化学品関連では染料や難燃剤販売が好調に推移し、買収効果もあり増収増益となった。機械資材部門(同 8%増収、同 13%営業増益)は、産業資材関連商品は自動車用内装部品の販売が好調に推移。機械・環境関連商品、科学機器関連の販売も好調で増収増益となった。一方、円高の影響を受けた海外現地法人部門(同 13%減収、同 27%営業減益)と国内子会社(同22%減収、同 8%営業減益)は減収減益となった。

機械資材部門の伸長で 17/9 期、18/9 期と増益基調が続く
会社側は 17/9 期の連結業績について、売上高 67,000 百万円(前期比 12%増)、営業利益 4,200 百万円(同 4%増)を計画。QUICK 企業価値研究所の予想も会社計画と同額とした。円高の影響が一巡する海外現地法人部門の伸長に加え、機械資材部門における買収効果や木質バイオマス関連機材の新規プロジェクト(業務提携)効果が増収増益に寄与する見通し。増収率に対して営業利益の伸び率が小幅にとどまるとみているのは、業容拡大に伴う人件費の増加と買収に伴うのれん償却費の計上を見込むためである。続く 18/9 期は売上高 69,000 百万円(前期比 3%増)、営業利益 4,400 百万円(同 5%増)を予想する。機械資材部門を中心に増益基調が続くとみている。

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