和田興産<8931>近畿圏のマンション市況は首都圏に比べると堅調

2016/12/20

近畿圏のマンション市況は首都圏に比べると堅調
アップデートレポート
(株)アイフィスジャパン  堀部  吉胤

17/2期業績は売上高が計画未達でも利益は計画を上回ろう
17/2期2Q累計業績は、売上高209億円(前年同期比2.0倍)、営業利益25.8億円(同4.3倍)。例年、マンションの引渡は下期偏重だが、今上期は通期引渡予定770戸に対し、前期末から引渡が始まった「ワコーレシティ神戸三宮」(総戸数471戸)の残り147戸など548戸を引渡し大幅増収増益となった。期初会社予想に対しても売上高で4.5億円、営業利益で3.8億円上回った。マンションの契約戸数は通期計画790戸に対し357戸と市況が弱含む中でも概ね順調に進捗している。
通期会社業績予想は期初予想が据置かれた。戸建分譲の不振などにより売上高は計画を若干下回るとみるが、マンションの粗利益率が想定よりも強含みで推移していることや販管費の想定が保守的とみられることなどから利益は計画を若干上回って着地するとみる。

18/2期はその他不動産販売事業が牽引しよう
17/2期上期に大型分譲マンション用地の素地売りがあり、その他不動産販売事業の受注残が31.4億円と膨らんでいる。18/2期は、このうちの一部が引渡になる見込みであることなどから、その他不動産販売事業が大幅増収増益になる見通し。マンション分譲は100戸超の大型物件の引渡がなく、粗利益率も「ワコーレシティ神戸三宮」のような好採算案件がなく低下するとみられるが、引渡戸数を調整しながら前期比小幅増益を確保するとみる。
19/2期はその他不動産販売事業の反落が見込まれるが、100戸超の大型分譲マンション2物件の引渡を控えており、販売も順調に進捗していることなどから業績は安定的に推移するとみる。

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