ティー・ワイ・オー<4358>1 6 / 1 2 期は経営統合に向けて良好に推移

2016/12/14

1 6 / 1 2 期は経営統合に向けて良好に推移
アップデートレポート
(株) アイフィスジャパン  藤根 靖晃

1 月4 日に株式移転方式による共同持株会社が上場
同業のAOI Pro.(東証1 部:9607)と新設される共同持株会社(AOITYO Holdings 株式会社)への株式移転方式によって経営統合が2017年1 月4 日に予定されている(12 月28 日に両社ともに上場廃止となり、新会社が1 月4 日に上場する、東証1 部:3975)。経営統合によって圧倒的国内首位の映像制作会社が誕生する。インターネットを中心としたデジタルメディア媒体・デバイスの多様化により地上波放送向けTV-CM 制作は成長を見込みにくくなる一方で、手法や構造の変化を伴いながらも広告関連事業は領域拡大が予想され、経営資源の結集により「シェア」「交渉力」「資本」を高め、コスト競争力(仕入共同化・リソース共有)を強化し、新たな成長分野に積極投資を行う。

16/7 期以降は業績復調。12 月28 日に統合新会社の戦略発表
16/7 期業績は、1Q(8-10 月)において不採算案件の発生と、インドネシア子会社の不振から赤字となったものの、2Q 以降は受注段階からの案件の精査・選別、原価管理の徹底を推進することによって復調した。11-7 月の9 ヵ月間は、前年同期比で売上高+5.8%、売上総利益+9.1%、販売管理費+14.5%、営業利益+0.6%であった。販売管理費の増加は積極的な投資、新子会社の費用計上によるもの。経営統合を踏まえて決算期を12 月末に変更。16/12 期1Q 業績(8-10 月)は、広告主直接取引の新規大型案件の獲得や既存案件の大型化が寄与して、売上高は11.3%と二桁増、利益面でも赤字だった前年同期から大きく回復した。期末(16 年12 月)に1 株当り2 円の配当金を予定している。12 月28 日に統合新会社の経営戦略を発表する予定である。

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