ウチダエスコ<4699>文教市場の盛り上がりや民間市場好転で、業績は復調へ

2016/11/17

文教市場の盛り上がりや民間市場好転で、業績は復調へ
ベーシックレポート
(株)QUICK   清水  康之

マルチベンダー保守が強みのPC・ネットの保守サービス会社
 PC などのハードウェア保守やネットワーク構築などが主力事業。ソフト開発や導入支援、オフィス空間の設計・施工、オフィス家具やOAサプライ品の販売なども手がける。内田洋行(8057)の連結子会社。
多数のメーカーと保守の業務委託契約を結んでおり、ひとつのメーカーに縛られないマルチベンダー保守が他社と比べた強みとなっている。市場分野別では文教市場の売上高が比較的多いことも特徴。

IT 高度化は追い風も、スピード感あるサービス転換必要
  複雑化・高度化するIT 利用環境の変化は、顧客自身による運用を困難にする一方、ネットワーク構築や運用を得意とし、マルチベンダー保守ができる同社にはビジネスチャンス。ただ、国内PC 市場の出荷台数減などの影響もあって、修理や保守、ネットワーク構築など市場は縮小しており、サービスや体制の組み替えを急ぐ必要がある。

学校の需要顕在化で大型案件増え、今来期は2 桁増益を予想
16/7 期通期の連結営業利益は前期比32%減の484 百万円だった。得意の文教市場が盛り上がらず、民間市場では、14 年春にシステム更新が集中した反動が続き需要が低迷、新サービス強化に伴い原価がかさみ、積極的な採用で増加した人件費が利益を抑えた。
QUICK 企業価値研究所では、17/7 期の連結業績営業利益を550 百万円(同14%増)、続く、18/7 期の同利益を670 百万円(同22%増)と予想。文教市場では、文部科学省の「教育のIT 化に向けた環境整備4カ年計画」の最終年度(17 年度)が迫り、先送りされていたIT 機器更新需要が顕在化し大型案件が増加。民間市場も、法人のPC 入れ替えサイクルを迎えて好転し、全体の業績は、復調に向かうとみる。。

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