サムティ<3244>引続き事業環境は総じて良好

2016/10/31

引続き事業環境は総じて良好
アップデートレポート
(株) アイフィスジャパン  堀部  吉胤

累計の進捗率は低いが、通期の利益計画は達成できよう
16/11期3Q累計(12-8月)決算は、売上高323億円(前年同期比4.0%増)、営業利益43.9億円(同22.4%減)。物件売却が4Q(9-11月)偏重の予定のため、前年同期の解約違約金収入17.3億円の剥落により大幅営業減益となった。3Q(6-8月)にはサムティ・レジデンシャル投資法人(3459)のPO(公募増資)に伴い8物件、64.4億円を拠出したが、売却益は限定的だったもよう。収益不動産の仕入れは、通期目標330億円に対し、3Q累計で約112億円と大幅に遅れているが、4Qにかなり挽回できる見通しのようだ。
通期会社業績予想は、売上高570億円(前期比48.2%増)、営業利益93.0億円(同56.8%増)。仕入れの遅れにより賃料収入は計画を下振れしそうだが、4Qに大型好採算の再生流動化物件の売却を控えており、会社の利益計画は達成できるとみられる。

系列REITの投資口価格の回復が当面の課題
17/11期は小幅増収増益を予想する。前回予想では当社保有物件の中で最大の郊外型大型商業施設ピエリ守山の売却を織り込んだが、バリューアップを継続するとみられることなどから今回の予想では織り込まなかった。良好な資金調達環境を背景に良好な物件売却環境が続くとみられ、流動化物件の売却を調整しながら業績をつくることは難しくないだろう。
総じて事業環境は良好だが、サムティ・レジデンシャル投資法人の投資口価格が8月のPO後低迷しており、開発流動化物件などの安定的な売却先とするために、投資口価格の回復が待たれるところ。

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