サムシングホールディングス<1408>地盤調査・改良工事が主力。海外事業にも注力

2016/10/20

地盤調査・改良工事が主力。海外事業にも注力
ベーシックレポート
(株)QUICK  細貝  広孝

地盤のエキスパート。非戸建住宅向けにも積極展開
地盤の調査・改良工事のエキスパート。戸建住宅向けに強みをもつが、小型商業施設や集合住宅、工場などの地盤調査・改良工事にも積極展開しており、調査・工事・保証までをワンストップに行えることも強みとなっている。また、地盤調査および改良工事における電子認証システム・サービスも手掛けており、杭データ改ざんなど地盤に対する不安が高まるなか、信頼性回復に向けて需要が高まる公算も大きい。

16/12 期上期は粗利益率の悪化で営業赤字拡大
 16/12 期上期の連結業績は、売上高が前年同期比1%増の46 億円、営業損益が1.3 億円の赤字(前年同期は32 百万円の赤字)と、小幅増収ながら営業赤字が拡大した。主力の地盤改良事業で地盤調査・改良工事が増収となり、全体を押し上げたが、逆に同事業の粗利益率悪化が営業赤字幅拡大の要因となった。

17/12 期は海外の営業黒字化などで7 割の営業増益を予想
16/12 期通期の連結業績に関してQUICK 企業価値研究所では、売上高100 億円(前期比6%増)、営業利益1.0 億円(同4.5 倍)を予想する。主力の地盤改良事業の売上高は94 億円(同5%増)を見込む。利益面では、通期の連結粗利益率は25.7%(前期は25.1%)を予想している。
続く17/12 期の連結業績に関して当研究所では、売上高105 億円(前期比5%増)、営業利益1.7 億円(同70%増)を予想する。地盤改良事業における積算精度不足の解消、自社機の稼働率向上を見込むほか、海外事業でカンボジア事業の寄与による増収などで固定費を吸収し、営業損益段階での黒字化を見込んでおり、連結全体の営業利益も同7 割の増加を予想している。

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