ERIホールディングス<6083> 新成長事業や新市場参入で新たなる成長へ

2016/10/18

新成長事業や新市場参入で新たなる成長へ
ベーシックレポート
株式会社フィスコ   佐藤 勝己

民間指定確認検査機関のパイオニア
ERIホールディングス(以下、同社)は、建築物の構造計算適合性判定を行う確認検査機関として国土交通大臣の指定を受け、建築確認検査や住宅評価を行う第三者機関である。グループの中核会社である日本ERIは、民間では第1 号の指定確認検査機関。業界のパイオニアとして建築確認や住宅性能評価の各マーケットにおいてトップシェアを誇る。そのほかにも、省エネ関連業務としてBELS(建築物省エネルギー性能表示制度)に対応した評価の実施や、既存建築物関連業務など、利益貢献度が高い事業を展開している。

強みは全国に広がる拠点網と技術力
全国47 都道府県に拠点網を広げ、サービスを展開。一級建築士や確認検査員など有資格者を豊富にそろえ、高い技術力を有していることも同社の強みである。こうした強みを背景に、BELSに関しても第1号の登録機関となるなど、業界においていち早く新市場の開拓を担ってきた。2016 年5 月期通期決算では、業績との相関性が高い新設住宅着工戸数が緩やかに回復する中、実質的な増収増益を確保している。

中期経営計画では新事業の確立も積極化
既存の中核事業である確認検査業務と住宅性能評価業務において、市場の成熟化に伴い、市場は安定しているものの収益性は低下傾向となっている。こうした中、中期経営計画では、既存中核事業の業務効率化だけでなく、新成長事業として省エネ関連業務や既存建築物関連業務への投資や、新規分野事業としてM&Aなどを活用した土木構造物分野への新規参入などを積極的に展開することを発表した。これにより、3 年後の2019 年5 月期において売上高160 億円以上、営業利益12 億円以上、営業利益率7.5%以上などを目標に掲げている。

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