サンセイランディック<3277>下期以降の仕入れ動向に注目したい

2016/10/12

下期以降の仕入れ動向に注目したい
アップデートレポート
(株)アイフィスジャパン 堀部  吉胤

上期は販売好調の一方、仕入れが苦戦
16/12期2Q累計(1-6月)業績は、売上高59.3億円(前年同月比38.4%増)、営業利益5.2億円(同33.6%増)。15/12期の仕入高が非常に好調で期初の販売用不動産が潤沢だったことから大幅増収増益となった。会社予想に対しては、居抜き物件の一部の販売が下期にずれ込んだため売上高が1.9億円の未達となったが、底地などの粗利益率が想定を上回ったことなどから営業利益は逆に1.0億円上回った。
販売は概ね順調に進捗した一方、上期の仕入高は31.9億円(前年同期比29.7%減)と苦戦した。案件数は前年同期並みだったが、大型案件が減少した。仕入れは相続に絡むことが多いが、地銀など金融機関が相続税の納付資金を、不動産を担保として積極融資していることが大型案件減少の要因になっているとみられる。

通期業績は売上高が未達でも利益は上振れよう
通期会社業績予想は売上高146億円(前期比26.8%増)、営業利益14.0億円(同7.9%増)。期初予想から変更なし。上期の仕入高が低調だったことから、期中仕入れ期中販売が会社想定を下回るとみられ、売上高は計画未達になるとみる。しかし、販管費の計画が非常に保守的であることや、底地をはじめ不動産販売事業の粗利益率が想定よりもやや強含みで推移していることから、利益は逆に計画を上振れよう。
中計最終期の17/12期には、売上高156億円、営業利益16.3億円を目標にしている。中計目標達成は、今後の仕入れ次第。大手証券会社との提携など仕入れチャネルの多様化による仕入れ強化を図っているが、足元の仕入れ状況からみて目標達成はやや困難とみる。

 

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