三栄コーポレーション<8119>17/3期は収益面で踊り場だが、中長期的成長続くと予想

2016/07/01

17/3期は収益面で踊り場だが、中長期的成長続くと予想
ベーシックレポート
(株) QUICK  堀内 敏成

家具・家庭用品、服飾雑貨などでOEM、ブランド事業を展開
同社は家具・家庭用品、服飾雑貨、家電等を扱う商社。品質の優れた生活関連用品を企画開発し、快適で夢のあるライフスタイルと社会生活に貢献するという経営ビジョンに基づき、OEM(相手先ブランドによる製造)事業とブランド事業を展開する。主力はOEM事業で、国内外の自社工場および協力工場で商品を製造。一方、ブランド事業は「ビルケンシュトック」(ドイツ製コンフォートシューズ)、「キプリング」(ベルギーのファッションバッグ)など海外のブランドや自社ブランドを運営し、小売も手掛ける。

17/3期は営業減益を見込むが、18/3期は増益に転じると予想
16/3期は主力3セグメント(家具・家庭用品、服飾雑貨、家電)がいずれも好調に推移し、営業利益以下過去最高益を更新。17/3期は欧州など海外経済の減速、ブランド事業拡大に向けた先行投資負担などから営業減益となる見通し。ただ、18/3期は、売上高500.0億円(前期比2.0%増)、営業利益21.0億円(同6.1%増)と増収増益に転じると企業価値研究所では予想。会社側の中長期的な経営構想に沿ったOEM事業の伸長による業容の拡大、ブランド事業の拡大に伴う収益性の改善が着実に進み、中長期的に収益成長が続くとみている。
なお、同社は株主還元の強化に配慮しており、配当性向30%を目処としている。16/3期の1株当たり年間配当金は160円(特別配当60円を含む)を実施。続く17/3期は120円を計画。普通配当ベースでは増配となる見込み。
 

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