白銅<7637>標準在庫品販売の伸長で1 7 / 3 期は増益を予想

2016/06/20

標準在庫品販売の伸長で1 7 / 3 期は増益を予想

アップデートレポート
(株)QUICK 中村 宏司

16/3 期は16%営業減益。在庫評価影響が利益を圧迫
16/3 期の連結業績は、売上高が前期比8.5%増の32,461 百万円、営業利益が同16.3%減の1,706 百万円となった。特注品販売、標準在庫品販売がともに順調に推移し増収となった。費用面では、製造工程の見直しや自動化生産設備の新規導入などにより減価償却費が増加した。また、銅やアルミニウムなどの原料価格の下落による販売価格の低下で、高値在庫の払い出しによる在庫評価影響の悪化が利益を圧迫したことから営業減益となった。

半導体、液晶関連向けの販売増で17/3 期以降は増益を予想
企業価値研究所では、17/3 期の連結業績予想について、売上高を33,000 百万円→33,200 百万円(前期比2%増)、営業利益を1,700 百万円→2,050 百万円(同20%増)と、従来予想を上方修正した。標準在庫品販売で、工作機械業界向けがやや減速しつつあるものの、半導体製造装置業界や液晶製造装置業界向けが堅調に推移していることを考慮して、売上高、営業利益ともに従来予想を増額した。採算の良い半導体製造装置業界向け販売が増えることによる採算改善を見込んだことも営業利益の増額要因となる。足元の受注は概ね堅調に推移しており、会社計画(当研究所予想と同額)は妥当なものと当研究所では判断している。
続く18/3 期については、売上高34,200 百万円(前期比3%増)、営業利益2,200 百万円(同7%増)を予想する。国内製造業向けに標準在庫品販売の伸長を見込む。顧客への納期対応を強化すべく、生産能力の増強を進めていることも販売増に寄与するものとみている。

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