ビーロット<3452>良好な資金調達環境を背景に業績急拡大が続く

2016/04/14

良好な資金調達環境を背景に業績急拡大が続く
ベーシックレポート
(株) ティー・アイ・ダヴリュ  堀部  吉胤

個人富裕層を主要顧客とする不動産ベンチャー
2008年に設立された不動産ベンチャー。不動産売買仲介から不動産再生流動化、さらに開発へと展開。主要な顧客は個人富裕層やその資産管理会社で相続税対策などソリューション型のビジネスを展開。首都圏から北海道、九州、海外にも事業展開し、関西も注力中。取扱うアセットタイプはレジデンスを中心に、事務所・店舗、コンパクトホテルなど。顧客ニーズに対応し多様化を進めている。良好な資金調達環境を背景に業績急拡大中。

主力の不動産投資開発事業が牽引し、業績の急拡大が続く
15/12期決算は売上高69.5億円(前期比87.4%増)、営業利益8.0億円(同2.1倍)と急伸。ホテルのコンバージョン案件など物件の大型化が進展し、大幅増収増益となった。良好な資金調達環境を背景にした不動産市況の活況を受け、物件の仕入れ、販売が想定以上に順調に進捗し、期初予想を大幅に上回った。16/12期会社業績予想は、売上高112億円(前期比62.1%増)、営業利益9.7億円(同21.8%増)。在庫物件の増加を背景に業績続伸見込み。会社予想では物件の売却想定価格などを保守的にみているため上振れる可能性が高いだろう。

インバウンド関連ビジネスに注力
16/12期~17/12期の2年間の中期経営計画を策定。重点施策として①インバウンド関連事業の収益化、②関西圏の強化などを掲げている。インバウンド関連では、空ビルのコンパクトホテルへのコンバージョンで他社に先行しており、既に1号案件を売却したほか、新宿区の2号案件が昨年11月に開業。新宿区でコンパクトホテルの開発にも乗り出した。また、ニセコでコンドミニアムの開発を予定しており、海外富裕層への分譲を目指している。17/12期はこうした開発案件の一部がEXITを迎えるとみられることなどから業績拡大が続く見込み。

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