大阪工機<3173>国内外での営業基盤強化により着実に業績は拡大

2016/04/01

国内外での営業基盤強化により着実に業績は拡大
アップデートレポート
(株) ティー・アイ・ダヴリュ  高田 悟

期初から見通し悪化も16/3 期着地は2 桁営業増益の見込み
6/3 期3Q 累計(4-12 月)の営業利益は前年同期比18.3%増の568百万円となった。飲料容器メーカー向けの設備の販売減から、耐摩工具事業売上が減少した。しかし、柱の切削工具事業売上が自動車業界向け堅調や営業拠点拡充による顧客の増加により着実に増加したことに加え、自動車産業が集積するメキシコ牽引により海外事業売上が大幅増となったことなどから同9.3%増収となった。増収による粗利の増で国内外営業拠点拡充に伴う先行費用の増や東証2 部への市場変更費用の影響などを吸収し2 桁増益。中国景気後退を主因とした海外事業の見通し悪化や耐摩工具事業の想定外の低迷から1 月末に通期計画を営業利益で期初の912 百万円→760 百万へ下方修正。従来から見通しが悪化する中でも、近年進めた国内外での営業基盤強化による増販が効き、16/3 期は海外が12 月決算で既に終わっていることもあり、新会社計画線の2 桁営業増益で着地したと見られる。

引き続き17/3 期も切削工具と海外牽引による増益を予想
17/3 期は国内自動車生産低迷が予想され、加えて新興国景気悪化が想定されるなど、当社の事業環境は厳しい。それでもTIW は前期から連続で2 桁営業増益を予想。理由は(1)提案型営業をベースとした独自商品の投入効果や近年、基盤強化を図った東日本地域での増販などにより主力の切削工具事業でシェア拡大による増収が見込める。(2)海外事業は景気堅調な米国で新拠点開設が予定されており、北米牽引により一段の売上拡大が想定される。(3)新基幹システム導入に伴う営業管理や在庫戦略強化による収益力向上が見込める。などによる。

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