エイジア<2352>一部案件の期ずれを反映し16/3 期QBR 予想を減額

2016/03/18

一部案件の期ずれを反映し16/3 期QBR 予想を減額
リサーチノート
(株)QBR 前田 俊明

16/3 期通期は1 割増収、3 割営業増益を予想
QBR は16/3 期通期の連結業績予想を修正、売上高を12.0 億円→11.4 億円(前期比11%増)に、営業利益を2.5 億円→2.3 億円(同29%増)に、いずれも引き下げる。3Q 累計業績は比較的順調に推移しているものの、一部案件が来期にずれ込む見通しとなり、従来予想を下回ると判断した。消費増税などを背景に小売・サービス業界の主要顧客のIT 投資抑制が長引き苦戦を強いられた前期に比べ、今期はこれまで先送りされていた案件を含め各種案件の引き合いが強く、会社計画より強めに予想していた。修正後の予想は会社計画とほぼ同額となる。前期比では、自社開発製品の「WEBCAS」シリーズが重点的に取り組んできたクラウドサービス(各種サービスをインターネット経由で利用する形態)を牽引役に伸長する見通し。好採算のクラウドサービスの構成比が高まることなどから、3 割営業増益を見込んだ。

3Q 累計は1 割増収、3 割強の営業増益。クラウドサービスが順調
16/3 期3Q 累計の連結業績は売上高が前年同期比9%増の8.2 億円、営業利益は同28%増の1.5 億円。クラウドサービスが順調に推移するとともに、子会社FUCA と協力しながら取り組んだコンサルティングサービスも伸び、1 割増収を確保。クラウドサービスの構成比が高まったことなどから、大幅増益となった。事業別にみると、アプリケーション事業は販売強化に努めているクラウドサービスが拡大し同9%増収。15年5 月に「WEBCAS SMS」、「WEBCAS CRM」を発売したことなどから「WEBCAS」シリーズの導入企業数の拡大に弾みが付いた。サービスソリューション事業は同10%増収。受託開発案件およびそれに付随するデザインが減少したものの、FUCA と協力して新規案件の獲得に取り組んだ成果でコンサルティングサービスが伸長した。受託開発案件などの減少は、アプリケーション事業の新製品「マーケティングオートメーション WEBCAS Auto Relations」の開発に受託開発案件の要員を集中投入したことが背景で、同社の計画に沿った動き。

 

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